Top Job Collection Press Release Column Profile Online Store Shop Contact us
Column
2017年  2016年  2015年  2014年  2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年
Vol.36 	お礼 	2002.12.9up


「YURAGI」

 

 お陰さまで12月17日の東京コレクションを成功させることが出来ました。
 お忙しい師走に、ご来場いただきました皆さまにスタッフ一同、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 2次会、3次会とモデル&スタッフ&仲間たちとAM3:00過ぎまで大盛り上がりで、なぜかホテルのバスタブの中で目覚めました。
 18日の朝日新聞の社会面の新聞記事に大きくカラーで載せていただいいた内容が、事件に変わらなかったことにも天に感謝しています!(苦笑)
 18日、19日と電話&メールが殺到し皆さまへのお礼が行き届かなかったことと思います。神奈川新聞社ファッション・サイトを使わせていただき、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!
 そして、20日には朝から日本伝統的工芸品審査会の審査委員を務めさせて頂きまして素晴らしい先生方とご一緒させていただく光栄な経験もさせていただきました。
 次回は審査中に感じたさまざまな思いをお伝えさせていただきますねっ。
取り急ぎサイト上からお礼申し上げます。

Vol.35 Partner 2002.12.9up


「YURAGI」

 

昨日のモデル・オーディションに『よっしゃ!がんばるぞ!』と意気込んだ弊社スタッフたち。
なるべくパワーを付けようと、食したランチ。おしゃれな店には、おいしいフードあり!恵比寿ダイナー系のカフェはオールディーズ・ナンバーで空気を決めていましたね〜。
10代のころ、こんな店を経営しつつ、服も作って売れたらいいな〜って思ってた空間に身を置けば、そりゃ〜気持ちがいいに決まってます。
で、向かったオーディション会場では、モデル生命を賭けた女性たちが、だれよりもその瞬間に“オーラ”を発せられるか?を競い合う訳です。
デザイナーである私が提案したテーマに合うモデルを探すのは当然ですが、あれっ?なんか今まで見た貴女とは違うぞ〜?っていう違和感も大切。
もちろん、いい感じの違和感ですが(笑)。それに合わない場合は、好きなタイプのモデルでも、今回は残念ながら見送らせていただく訳です。
それがプロ、といえばプロだけど、アナログ的には辛いっすよ。

Vol.34 祝辞 2002.11.27up


「speak easy」

 

 先週の金曜日は、お昼に間に合うように渋谷区立中幡小学校におうかがいしました。
 そうです。5年生のファッションショー本番の日です。給食前に5年生からインタビューを受けて給食室へ。
 順番にその部屋を使えるらしいのですが、とってもきれいで清潔。
 メニューはビビンバご飯に中華野菜スープとミカンと牛乳。う〜ん時代は変わったな〜。でも牛乳だけは健在。おいしかった&楽しかったですよ! ミカン&牛乳争奪戦は特に…(笑)。
 そして、リハーサル。体育館にキャットウォークを机と布で作り、照明も本格的! いすの上に生徒たちの手づくりパンフレットが置かれている。これまたグラフィック構成バッチリ!
 PCを巧みに操っている。さ〜始まるってとこで音響もタイミング良し! モデルたちも物怖じせずリズムに合わせる。ちょっとタイミングをはずしたけど、なんと本番ではバッチリ完璧っ。さすが都会っ子! 本番に強いなぁ〜っ!感心感心。
 もちろん、ショーは大成功! 良くみんなで頑張ったね! 2002年11月22日、チームワーク抜群の小学5年生ファッション・ブランド、ここに生まれるっ! 本当におめでとう。

Vol.33 回路 2002.11.22up


「feeler」

 

 財団法人伝統的工芸品産業振興協会主催で12月20日、全国伝統的工芸品センターでて行われる平成14年度全国伝統的工芸品公募展の審査委員を勤めさせていただくことになりました。
 アナログとデジタルの美しい融合をこの10年間提唱し続けているミチヨイナバにとって、とても光栄でうれしいお話です。
 伝統的工芸品とは、昔から伝えられてきた風習を技術巧みに工作した品。まさに究極のアナログ的芸術品! 相対性が大好きなので、めちゃくちゃ楽しみです! 日本人の“ならわし”って奥が深いですよねー。
 それを追求したがる若者も私の周りでは急増中です。21世紀に入って自分の生まれた土地に興味と愛を感じ始めたのでしょう。
 ネイティブ・アメリカンたちと姿形が似ているのだから考え方も似て当然でしょうね。頭蓋骨に収まる脳の形も似るのだから! 最近モンゴルの風を感じるのも、きっとそのせいでしょうか? 答えはドクロだけが知っているかもねっ。(笑)

Vol.32 婉曲 2002.11.12up


「AURA」

 

 浴衣とは、木綿で出来たひとえ。…日本の夏の夕暮れにぴったりの衣装。
 浴衣はパジャマと違って、家や旅館の外にも平気で出られて遊びに行ける。そのまま寝られる。考えてみたらすごく合理的な着衣なんですよねっ。
 日本人って実は面倒くさがり屋さんが多いから、便利なものを発見する発明家ぞろいなのではないでしょうか? 電化製品とかカップラーメンとかね! もちろん科学も。
 先日、エコライフを楽しんでいる主婦たちがTVに出てましたが、あれもやっぱり優秀な想像力。どうしたら、環境に優しく便利に暮らせるか?ですよね。
 日本人のDNAが得意とする分野なんですよーきっと。
 なんで季節はずれに浴衣の話題なのかと言うと、来月開催の東京コレクションは2003年春夏物。MICHIYO INABAが初めて浴衣のテキスタイル・デザインにトライしましたので、それもお見せしちゃおうって訳です。
 ちゃっかり宣伝出来るのも、こんな便利なコンピューター生活のお陰です!(笑)

Vol.31 zippy 2002.11.8up


「FEELER」

 

 ところで、いきなりワープをしたような感覚を体験出来る場所に行ったことがありますか?
 実は近くにあるのです。そこは鎌倉。佐助という町名。トンネルを抜けると、そこは、いきなり大正末期から昭和初期って感じの空気に変わる。営業部長の、ぼっち(トイプードル)も入り口で立ち止まり、いやいやをする(笑)。
 ゆっくり散策をすればするほど奥が深い。神社で参拝をした後、ミルクホールという名前のカフェに寄ると、アンティークな空間に身を委ねられて、これまた格別ですよっ。
 たまには、そんなゆったりした時間を作らなくては、猛スピードで変化するファッション・ビジネスについてはいけませんっ。
 そうですっ。12月17日(火)19:30、原宿クエスト・ホールで、東京コレクションの開催が決定致しました! 今回も前回以上に張り切っていきますよーっ! もちろん、アナログとデジタルの共存をファッショナブルにお披露目いたします。皆様、ぜひご来場下さいませ。

Vol.30 SERENDIPITY 2002.10.23up


「MAGNETIC」

 

 長野・飯田の廃村過ごす中幡小学校6年生たちが、先日のNHKテレビで紹介されました。
 校長の杉原先生たちが映らなかったのは残念でしたが、眠そう&寒そう&緊張の子供たちを見て、朝から楽しくなりましたねー。
 いろりには卵スープ。ふたを開けた瞬間に、すごい煙。目をやられちゃった男の子が、辛そうに顔を両手で覆う。次のシーンでは、男の子の席に先生が…。あーっ、かなり痛かったんだっ。
 だって、いろりなんて、渋谷っ子には慣れるはずがなく…。混ぜご飯もかまどで炊く。美味しそう。しかし画面の奥にパンがあったのが笑えましたっ!
 世界中が大事件だらけで、ブルーなニュースからスタートする朝が多いけど、久々ホッと和みましたねー。
 ニュースといえば予期せぬ楽しい偶然が最近私を取り囲んでくれている。意識してキャッチしようするからかも知れないけれど、それにしてもあまりにも多いっ! 気づく時は、まるで澄み渡る鐘の音! あれっ? 笑ってる人は気づかない人かも(笑)。

Vol.29 ドリームランド	2002.10.23up


「AURA」

 

 先週は渋谷区立中幡小学校・杉原校長先生のご依頼で、体育館での講演をしてきました。
 5年生全員が20時間を費やして民族衣装と現代衣装を勉強し、縫製工場にまで見学に行き、ディレクター、デザイナー、パタンナー、メーカー、演出家、音響、照明をそれぞれのチーム内で決め『みんなでショーを開こう!』と頑張っています。
 ショーを開くには何が大切か?必要なものは何か?をテーマに話させていただきました。
 最後は生徒全員にサイン責めにあい、うれしい悲鳴。ホント楽しかったですよー!
 いつも大変お世話になっているNHKのチーフプロデューサー加藤さんを通じて、校長の杉原先生と知り合えましたが、やはり心の美しい人からのご紹介は心の美しい人と出会えますね!
 都会のど真ん中にある小学校の校庭には畑が作られていて染色に使う花がところ狭しと咲いていました。その横には芋掘り用のお芋さんたち(笑)。
 それに、こんな面白い授業を企画するなんて、理想の教育です。きょうは廃村を利用して自炊や風呂たきを経験させる遠足に出かけているはず。
 都会生まれ都会育ちに農業と美術の文化教育。いいなーっ! ここの小学生になりたいなーってアシスタントやバンタンのインターンと本気で思った夢の一日でした。今度は給食をごちそうになりに行きます。いいでしょーっ!

Vol.28 粉骨砕身 2002.10.17up


「AURA」

 

 バンタンの秋展V-MAXが先日開催され、審査委員として拝見しました。何回もの審査を通り抜けた作品だけあって、みんなそれぞれに個性あふれる洋服に仕上がっていました。
 スーパースター賞に輝いた生徒は、たくさんの審査委員賞をも受賞し、楽しみな将来への片道切符を手に入れました。まさに片道。
 二度と2002年度の学生として、あの場所には立てないからです。これからは学生とプロとの違いを勉強し、大きく成長するのでしょう。あの場所の客席側にいたたくさんの生徒たちも、もう二度と2002年のあの場所には戻れない。
 一期一会に一喜一憂する人生の中で以心伝心の仲間をどれだけたくさん集められたかが勝負を決めるのかもしれません。
 次のコレクションに向かって、われわれも大きく動き始め今夜は演出家との打ち合わせ。
 次々と浮かび上がる一期一会に感動と感謝で胸をふるわせている毎日。ファッションはコミュニケーション・ツールとして最適なソフトなのだと痛感!

Vol.27 neon sign 2002.10.10up


「MAGNETIC」

 

 大好きなアインシュタインと同じノーベル物理学賞を、小柴昌俊氏(東大名誉教授)が受賞された。
 岐阜にある『カミオカンデ』で12個の『ニュートリノ』を、とっ捕まえた! 全物質を通り抜ける幽霊素粒子を捕まえるなんて、めっちゃくちゃ素晴らしい! 16光年も離れた星の末路をキャッチしたなんて、最高にドラマチック!
 『周りのすべての人たち(教授、仲間、教え子たち)に恵まれていた。』と笑顔でインタビューに答えるノーベル賞受賞教授は、やっぱりアインシュタインと、つながっている。
 『税金を使って研究しているのだから無駄にするな!』の台詞も美しい。水に入ると光るその素粒子は人間の身体も、もちろん通り抜けてどこまでも宇宙を行く。
 でも水の中で光るんですよー。ねっロマンチックでしょー!教授の研究のお陰で、新しい天文学が無限に広がっていくことでしょう。本当におめでとうございます!ブラックホールとオーラの相対性が私の脳の中でも広がった。

Vol.26 無邪気 2002.10.4up


「TSUKI」

 

 人が集まるところには、必ず『気』があふれています。
 『気鋭』意気込みがすごい。『気落ち』気が沈む。『気概』強く勇ましい意地。『気兼ね』周囲に気を遣い遠慮する。『気構え』心の準備。『気軽』こだわらず気安い。
 そんな色々な『気』に取り囲まれているのに、『気持ちの良い』空間は人を『元気』にしますねー。
 渋谷セルリアンタワーのロビー・カフェがそのひとつ。異業種の若き革命家たちがポジティブな『気迫』をぶつけ合う。キャスティング自体も面白かったので、うまく溶け合いましたが、それだけではなくロケーションも大切なんですよ。やっぱり。
 こんな『気まぐれ』な私でも、セッティングをするときは、やっぱりブラックスポットは避けてしまいます。スポットの見分け方ですか? 自分自身が気持ちがよいか気持ちが悪いかですね。『気位』心の品位を保てる空間は、自然体でいられるのかもしれませんね!
 だからホテルのロビーは『気運』世の中のなりゆきを見守る『気』が集まるのかも?

Vol.25 tailor 2002.9.27up

「YURAGI.」
 

インターン・シップの面白さよ!辛さよ!寂しさよ!!
だって頑張っている『ひよこ』ちゃんたちは一生懸命に決まっています。指導するスタッフたちも、一瞬にして力の限りを尽くします!
だって当然でしょう? 時間をかけて変わるものなんて今まで一つもなかった。あっと言う間にテレビも電子レンジも、当たり前になったでしょう? だから時間をかけるのではなく変化&変身する時期のタイミングってあり得ますよね。
専門学校を経営する中での恐怖は、そのうち大学に負けてしまう恐怖でしょう。同じ入学金&授業料を積んでいただいた時、それを取り戻せる就職率の問題って言うのはだれもが分かる結果でしょう。
そこでの差別化は『スペシャリスト』の育成です。我々大人達が、ちまちましててはいけません! これが日本文化と経済にもつながるのです。
祖父が叔父がバイオに関わっているのも今考えたら何かのご縁なのでしょうか? だからこそ逆にオリジナルを追求しちゃいますね。

Vol.24 cynical 2002.9.20up

「MAGNETIC」
 

 糸にはフィラメント(長繊維)絹、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル...etcとスティーブル(短繊維)綿、羊毛、麻...etcとの2種類がある。
 フィラメントは織る、編む、刺繍などに使用できるがスティーブルは紡績という工程を経てから製織、製編に回される。さらにカード糸、コーマー糸、梳毛糸、紡毛糸などが有り、さらにまた扱い方によって単糸、双糸、三つ子糸、杢糸、甘撚糸、強撚糸などがあって、覚えるのは一苦労!
 横浜はシルク産業で栄えた街なのだから義務教育でも『糸』を学科に取り入れてくれたら小さい頃から興味を持ち、スペシャリストを目指す子供も少なくはないのでは? そんな感じで地元の得意分野を必修科目に入れ
、伝統と文化を産業にしていけば、後継者問題に頭を悩まさずにいられるのでは?
 文部省の皆様に地方文化に興味を持って頂きたいですね。最近はコンピューター系は、お試しに取り入れてますけど、アナログもよろしくっ!

Vol.23 忘れない。2002.9.11up

「YURAGI」
 

 9月11日。1年前、世界中が震え上がり『まさか?』と思うような悲惨な出来事が重なり合った悪魔の日。
 絶対忘れないように次々、生まれてくる子供たちに、恐怖と悲しみ、そして復活しようとする人間の精神力の強さと、それを支える愛の強さを伝えていかなくてはならない。
 今年の夏は広島に行き、同じような気持ちになった。グラウンド・ゼロ。広島も長崎も、今現在、戦争中の世界にはグラウンド・ゼロはたくさんある。
 米国同時多発テロはリアルタイムの映像により、一層恐怖が増幅したが、原爆が落とされた時は、どうだったのだろう? 被爆者はどうやって死んでいったのだろう?
 記録として写真や映像に残すことの必要性を、とても強く感じる。
 人間は辛すぎると忘れる動物のようだから…。
 『間違いは繰り返さない』をモットーに9月11日生まれの稲葉みちよ率いるスタッフたちも、深く胸に刻んで日常の任務につく。モットーを忘れなければ、平和はすぐそこにあるはず。過ちを繰り返した人間たちの犠牲になられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

Vol.22 ablaze 2002.9.4up

「GUILTY」
 

 きょうからバンタンデザイン研究所ファッション学部とのコラボレーション企画『インターン・シップ制度』をSTARTさせました。
 やる気のある有志を募り、学生として基礎の勉強をしながら、弊社で実務を学び、即戦力につながる人材を養成するシステムです。もちろん経営者側も学ぶことが出来、生徒に教えるスタッフたちを幹部として育成することが出来ます。
 大学や専門学校にお金をかけて入学しても就職浪人。運良く会社に就職出来たとしても、使いものにならず、経営側からリストラされた若者が現実に何人もいます。
 そんな子たちが弊社の募集を頼りにアクセスしてきても、やっぱり、やる気と能力のバランスがとれないので、続きません。
 心の傷ばかりが深まるばかりで悲しすぎるのが現実です。『これじゃーいかんだろうっ!』と思い、母校に提案しましたところ、現場のプロデューサーやディレクターたちも同意見で、『やってみようじゃないかっ!』と始まった熱い共同企画です。
 ここから新ブランドも立ち上げる予定ですので、ご協力いただける企業戦士様募集中!異業種でも構いません。
 ファッションとのコラボレーションに夢を賭ける永遠の少年、少女ギャンブラーで、時代の波に乗るのが得意なビジネス・サーファーであれば、ぜひご一緒しましょう!

Vol.21 Day & Night 2002.8.30up

「THUKI」
 

 24日、25日の2日間で、ヨコハマ・カーニバルが開催されました。横浜シァルさんのチビッコ・ダンサーたちの衣装を担当させて頂きましたので、撮影班としてスタッフたちとお邪魔し、応援させて頂きました。
 ご参加チームのみなさん、かなり練習なさったのでしょうねー。素晴らしい演技・演舞に圧倒させられました! もちろんチビッコ君たちも頑張ってましたよ! 「超かわいいーっ!」って、あちらこちらからのご声援に「うんうん。そうでしょう」と、まるで親の気分でした(笑)。
 ダイドー・ドリンコ賞を受賞し、そのお披露目が、25日の横浜駅西口バスターミナル。たくさんのギャラリーに囲まれ、2日間横浜を踊り歩いて、真っ黒に日焼けしたダンサーたちが、元気良く飛び回る。
 渋谷駅だったら駅前の大モニターに映し出されたのでしょうけど、残念ながら横浜駅には…。こんな時に、やっぱりイベント好きの気持ちは、みんな一緒。『是非、横浜駅西口に大画面設置希望ーっ!』

Vol.20 直情径行 2002.8.27up

「AURA」
 

 この度テキスタイルのお仕事のご契約を頂戴し、テキスタイルは自分の根本であり、得意分野と張り切って、いざスタートとなりましたら、おやおや、リズムがとれないじゃないですかーっ。
 日ごろは立体裁断のデザイン。テキスタイルは平面のグラフィック。これこそ我が愛する相対性の美学なり! あちらの世界とこちらの世界を行ったり来たりする間に、男女の相対性も垣間見たりして、怒濤の日々でしたが、お陰様で納得のいく作品が生まれましたよー。
 フェスタやカーニバルに染まっていた今年の夏が、いま形となって現れる。万物は常に変化をし、そう、永久に変わらない物などないのです。あー諸行無常の響き有り。
 とにかく今年のテーマは「実践躬行」。自分自身で実際に何かを行わないと前には進めません。「旧態依然」は美しくないのです! なんて言い聞かせている毎日。
 あーそろそろ、こちらの世界に戻ってこないとスタッフ達に叱られるっ。それこそ「四面楚歌」?!

Vol.19 chain reaction	2002.8.13up

「MAGNETIC」
 

 京都の料亭の板前さんを父に持つ、元町のレストランバBAR経営者K氏から電話があり『前回、フグの白子を、お運び出来なかったので、今回のマツタケは是非! と父から送られてまいりました』。
 『ありがとう!行く行くっ!』と、早速お客さまたちと伺いまして、大きなお皿に大きなアルミホイルを目の前に、それを開く瞬間のうれしさは、皆さまお察しの通りでございますっ。
 ふぁ〜っと広がる麗しい香りに、『日本人で良かった!』と、皆ついつい言葉に出してしまいますっ(笑)。
 それにしても大きなマツタケを丸ごと何本も、酢しょうゆとカボスで、いただくぜいたくよ。
 それを携帯メールで、いやがらせのように伝えられた、他の店で飲んでるスタッフたちは、目には目をと、いやがらせチェーン・メールを送信攻撃! 
 わかるわかるっ、その気持ち! マツタケには人間の気持ちを盛り上がらせるエキスがありますね。だって、その夜の『語りバトル』は、それはそれはすさまじく。これまた、お察しの通りでございますっ(苦笑)。

Vol.18 サーファー	2002.8.6up

「melt」
 

岡山で、『ままかり』の酢漬けを初めていただきましたが、おいしいですね。ビールにピッタリ! 私は毎日赤ワインをガブ飲み致しますが、こう暑くっちゃ『とりあえずビール!』と叫びますよっ。
お陰さまで岡山フェスタも大盛り上がりで楽しかったですね〜。
この4週間で広島、大阪、福岡、岡山と講演をしに行きましたが、その土地土地で女の子の雰囲気が違って、面白かったな〜。
全員ノリノリでかわいいのは確かでしたが、ノリ方にそれぞれ個性が出る。
岡山は温かく包み込むような感じ。福岡はラテン系。大阪はちょっとセクシー。広島は迫力!ってところかな〜(笑)。
西日本の女の子は元気満点で笑顔が魅力的。そしてスピード感があって、美人が多い。
おいおい、関東も負けてられませんっ。21世紀、いい風が吹いてきているので世界の経済文化をしっかり把握してナイス結果を出そうじゃないか。
昨日、横浜に戻ったらポーランドで放送された『JYPONIAN2002』のVTRが届いていましたが、赤レンガでのコレクションを格好良く日本の文化として構成して下さっていました。
日本って、かなり『いけてる』よっ。誇りと自信を持って、いい波に乗ろうぜ!

Vol.17 ギャンブラー	2002.7.30up

「AURA」

 

 先日は、福岡に初めて行ってまいりましたが、面白い街ですね〜。屋台が車道に、はみ出しそうに並んでいて、老いも若きも皆フレンドリー。
 空港から乗ったタクシーの運転手さんが『ここは独立国だから、日本の法律を無視した自由な土地だよ?。何やっても大丈夫!』って叫んでましたが、福岡14店舗の直営店美容室経営者Hさんは、『うそうそ〜っ。建築法やら何やら役所は、うるさいよ〜』っておっしゃっていました。
 しょっぱなに、かつぐなんて、さすがラテンの街(笑)。こんな感じで福岡フェスタも大盛り上がり! 楽しかったですよ〜。
 広島、大阪、福岡と講演巡業珍道中は刺激率100パーセント。DNAの半分に大阪ラテンが組み込まれているので、ライブはやっぱり血が騒ぎますね〜。
 普段は美容カウンセラーやエステティシャンやヘアーメイクなどの地道な作業を繰り返す女の子たちの根本も、やっぱり『ファッション大好き』なので、みんな想いは通じ合うんですね〜。
 うけて欲しいところで、バッチリうけてくれる。って、私は漫才師かっ!まったく、いい大人がUNOも麻雀でも騒ぎすぎて注意される始末。情けなか〜。あっ中州の雀荘では、その筋の男性が『楽しそうでいいな〜』って声をかけて下さいましたが(苦笑)。
 熱いぜ2002年、日本の夏。

Vol.16 快楽主義 2002.7.24up

「magnetic」
 

 2002ヨコハマ・フェスティバルの衣装サンプルが上がり、ロゴ・プリントの位置も決定。ただ今、量産中。
 8月24、25日と約90人の幼稚園生〜小学校高学年のダンサーたちが、ヨコハマを踊り歩き、大人のダンサーたちに仲間入り!  
 楽しそうだね〜っ。踊りながら寝ちゃう子もいるらしいですよ!(笑)
 ところで今度は大阪FESTA。またもや、すごいエネルギー集団!
 最初っから飛ばしまくり&本気パワー全開! そんな会場の舞台ど真ん中で盛り上がるのは、もちろん快感でしょ〜。すぐに伝わる感性を持ち備えている若い女の子が、すぐに受け答えてくれる。
 それこそ『ファッション』そのものなのですね〜。講演をしながら一体になっている快感は、やめられませんな〜。だって、楽しいんだもん。
 飛ばし続けると、確かに休みがなかったり、ゆっくり眠れなかったりするけど、『ベクトルを共有する一体感』は格別です。しかも21世紀を一緒に背負ってる。西日本の面白さをただ今、吸収中! 関東も負けてられませんね?

Vol.15 GUT 2002.7.16up

「TSUKI」
 

広島FESTAでの講演を無事終了。
まさに『フェスタ』。お祭りのような熱いエネルギーに満ちあふれていた会場内で、25歳前後の女性たちのパワーを再確認。
いいですね〜。好きですね〜。『美を追究する』という同じベクトルが原子核のように中心にあり、陽子と中性子のような、異なる人間たちが強い核力で結びついている。
原爆、エノラゲイの悲劇があった都市、広島。『戦争』という愚かな行為がパラレルさえしていてくれたら、この土地が持つ『原子核』のような強い力は『文化の発展』をもっと早めたのではないか?と思わずにはいられない。
いや、悲劇が根底にあり、人間が生きていた証『文化』は成り立つのかもしれない。
とにかく量子力学的に波動をキャッチしてまいりました! タクシーに乗っていても数カ所の土地の上で涙が自然にあふれ出る。
犠牲になられた人たちの死を、絶対無駄にしないように、21世紀のアトムたちに、『夢と希望と美』を経済と文化の『大統一・エネルギー』として残したいと、再度心に強く誓った。ファッションは、きっと時空を越えるね!

Vol.14 現場主義	2002.7.9up

「FEELER」
 

 ウワサの犬も一緒に入れるカフェ&レストランBARに、営業部長(トイ・プードル)と、すっかりはまっています。
 先日ご招待されたバーベキューPARTYには驚きましたね〜っ。人間50人&犬50匹。どうなんですか?それって。想像出来ますか?(笑)
 道行く人は『いったい。これは何の 集まりですか?』とビックリまなこで問うばかり。大小いろんな種類のワン子たちが楽しそうに、人間の間をうろつく姿は、やっぱり家族なんですよね〜。
 そこで動物病院やらドッグ・フードやら光る首輪などの犬用ファッション・グッズの情報を交わし合う。いろいろ勉強になるし、いろいろ購入してしまうんですね〜また、これが。
 経済が、こんな形の『互換性』で発展していくのも楽しいですね! 先日の講演をお聞きいただいたIT企業のトップの方々とも『互換性』で繋がり始めました。嬉しいですね! 社会的にも今見直さなくてはならないのが『互換性』の有無だと強く感じる今日このごろ。

Vol.13 互換性	2002.7.5up

「melt」
 

 7月3日に(社)情報サービス産業協会(JISA)の社長例会で『ITとファッション』と題した講演をしてきました。JISAとは昭和59年に通産省(現:経済産業省)の認可を受けて設立された情報サービス産業の全国団体です。
 日本の有力な情報サービス企業600社で構成され、会員社の売上総額は日本の情報サービス産業全体の約50%を占め、世界的に見てもアメリカの団体に次いで大きな勢力となっています。
 その会員企業の経営トップ80人の前で1時間15分、一人で語りまくるのですから...想像を絶するパワーが必要なのは当然ですよね。
 ある程度、話の流れを決めていましたが、アドレナリンのお陰で飛ぶは飛ぶはの世界でした(苦笑)。それなのにたくさんのご声援を頂戴し、放出したパワー以上のエネルギーをお土産に頂いちゃいました。
 めちゃくちゃラッキー! ありがとうございます。それにしても160の少年のような瞳(ひとみ)は何かをなし得た勲章のようにキラキラしてたな〜。
 夢を追い求める若い衆と互換性のある光だったのが印象的な、霞ケ関ビル33階の一日でした。

Vol.12 bond	2002.6.25up

「GUILTY」
 

ファッションショーでお披露めする服と、展示会の服が、全く同じ品というのがMICHIYO INABAというブランドだけど、初めてのお客さまはビックリなさいますね!
ショーは美術、音響、照明などの演出を入れ、デザイン・コンセプトをデフォルメし、モデルがバランス良く着こなすことで、テーマをご理解いただくのですが、展示会ではバリバリご試着いただき、着心地を納得いただく訳です。
ファッションショーは『着られない服』が勢そろいすると思われているのは、昔も今も相変わらず。確かにそういったコンセプトのブランドもありますよね。
しかし、うちにお集まりいただく皆さまは自分の生活ステージに合わせて着る服をセレクトなさる。いわゆるコンテンポラリー・ウーマンが大集合。
いくつかの単位がまとまって集団を作り、お互いに関連し合うことをクラスターって呼ぶからMICHIYO INABAはブランドというよりクラスターかな?
何かとビジネスでも関連しあってる。面白い現象ですね!

Vol.11 Quality of life 2002.6.18up

「MAGNETIC」
 

『コンテンポラリー・ウーマン』とは、基本的には、新しいマインドを持ち、独自の生き方や尺度を持っていて、都会的で洗練されている現代感覚の優れた女性を、そう呼びます。
生活の価値観が多種多様化されている現代における現代感覚って、分かりにくいですよね? 何だかその迷路に、はまっちゃった女性たちは、『シンプル・ライフ』に落ち着くみたい。
迷路と言えば凝りに凝った内装のレストランBARに遊びに行ったら、それぞれのテーマに内装が分かれていて、床にも段差がたくさんあり、面白いけどトイレに行くまでが大変だったな?
スタッフに『段差でつまずいて転ぶ人多いでしょ?』って聞いたら大当たり!(笑)
きっとお酒を飲まない人がデザインした店なんでしょうね?
従順な受け手側の『消費者』ではなく、自分の生活を積極的に演出する『生活者』が増えた21世紀だからこそ、ワールドカップでも日本の選手たちが物怖じせず、ベストを尽くせるのでしょうね。14日の試合も素晴らしかった! 感動をありがとう!

Vol.10 メリハリ 2002.6.11up

「TSUKI」
 

 2002年の夏に向けて、女性の痩(や)せたい願望は例年通り高まっている。でも今年は特に『全体にガリガリっと痩せている女性』より『メリハリのある痩せたシャープな女性』を目指す傾向にあるようだ。
 鎖骨はクッキリ、バストもバッチリ。ウエストきりりの、ヒップも丸くキュッとアップ。特に細い足首に注目!
 ショーウィンドウに並ぶ新作ミュールは足首にポイントを置いているデザインでにぎわっている。
 ひもを足首にグルグルまきつけると、かなりパーツとして主張しちゃうので、太くちゃまずいかもね〜。メリハリを付けるということは、至難の業。夏って女性にとって楽しいだけの季節じゃないんですよね〜(笑)。
 そして、ホワイトニングでしょ〜。シミやらソバカスから、お肌を守らなくっちゃ。あ〜大変!っていいながら、みんな楽しそうにボディー・ケアしてる。能が『究極の窮屈な美』だったら、メリハリ・ボディーづくりは『究極のストイックな美』なのかもしれない。

Vol.9 重なる時間 2002.6.6up

「FEELER」
 

 ワールドカップのキックオフと同時に母校のバンタンデザイン研究所で講演会を開始。
 なんてタイムリーなんだろう。米国で同時テロがあった9月11日が、奇しくも私の誕生日。そして、ショー開催の5月28日が、テロ後の行方不明者捜索打ち切りの日でNYの空に星条旗とヘリコプターが舞う。
 『癒されてばかりはいられないっ! しっかり大地(TERRA)に両足を着けて、強く踏み出そう!』の願いを込めたコレクションだったので、偶然が必然になったのか?
 日本中が待ちかねたキックオフと重なり、多分生徒は帰っちゃうだろうな〜っ、私だったら帰っちゃうな〜って思っていたのに、びっしり超満員で、胸にジーンときました。みんなありがとう。しかし、高台から見渡した生徒たちの熱いまなざしはエネルギーに満ちあふれ、痛かったな〜。夢に向かって真剣に戦う若者は本当に美しいと実感。
 『壁に当たったらぶち破り、最後まで自分を信じて頑張れ!決してあきらめないで!』と自分がやってきたことを叫ぶ事しか出来ない自分がいた。

Vol.8 感謝 2002.5.31up

「speak_easy」
 

 5月28日のコレクションに、ご来場下さいました皆様、本当に、本当にありがとうございました。お陰様でショーを2回とも成功させる事が出来ました。
 スタッフ一同心よりお礼申し上げます。外務省を通してポーランドで45%視聴率を持つワルシャワTV局ドキュメンタリー番組スタッフの皆様にも大変喜んでいただき、お楽しみいただけましたようで、今後も年2回の取材をしていただけることとなりました。これもみんな、ご来場頂きました皆様のご声援のお力だと、心から感謝申し上げます。
 ショー終了直後、舞台裏に戻って直ぐに、モデル全員からの『MICHIYOコール』には、さすがに泣かされてしまいました! 大盛り上がりのまま打ち上げに流れ、打ち上げ花火のような快感を堪能させていただきました! みんな本当にありがとうっ!
 そして今からがビジネスの本番。『気』を入れ替えて新たにスタートさせていただきますので、人間的に未完成な稲葉みちよを、よろしくご指導下さいませっ。

Vol.7 営業部長 2002.5.22up

「speak easy」
 

 テディーベア・カットをしたアプリコットのトイ・プードル『ぼっち君』が弊社の営業部長。
 お陰さまで彼の人気はうなぎ登り。お客さまからのプレゼントのおもちゃに埋もれて楽しく暮らしてます。
 元町でもそうだけど、きょうは青山でも可愛い女性たちに、たくさん声を掛けて頂き、彼は大満足。しかも彼はショーウインドーや鏡に写る自分の姿を見るのが大好きなナルシスト(苦笑)。
 そういえば販売でも気軽にお客さまから声を掛けて頂くために、明るい雰囲気が大切ですが、笑顔が素敵なのに会話が下手だと興ざめですね。
 日ごろ、敬語を使わず過ごしてきた子より、体育会系の若い衆の方が、最近ではお客さまの受けが良く、可愛がって頂ける傾向にあり、売り上げも伸ばしますね。ちょっと変な敬語でもハキハキしてると気持ちがいい。
 犬は会話無しでも見てくれだけでOKなのにね(苦笑)。営業販売は媚びずに人に可愛がられ、そして頭の回転を要する重要なセクション。ファッション・ビジネスで食べていくなら一度は経験した方が得策かも。自己満足の在庫の海に溺れないようにねっ(笑)

Vol.6 オーディション 2002.15up

2002「magnetic」
 

 赤レンガでのコレクションのモデル・オーディションが終了し、無事構成に入りました。
 そしてモデル・フィッティング。
 毎回のことなので慣れてはきましたが、オーディションもある意味、審査員。辛いっすよ.。
 でも、そこはプロとして、ショー全体のイメージに合うモデルを鬼のようにセレクトせねば、すべての責任がわが身に降りかかる。イベントって最高に楽しいけど、やはりここにも相対性の原理が生じるんですね?
 面白いですね? とにかくルックスも、プロポーションも、性格もナイスなレディーが勢ぞろいしました。 性格? そうなんですよ。
 20歳前後の若い子は特に分かりやすい。素敵な恋愛や仕事に恋をしている子は輝いてるし、余裕があるから性格も優しくなるんですね。 半年に一度大勢のモデルさんたちと会うので、余計に雰囲気をつかみやすいのかも?
 ファッションビジネスはチームワークが一番大切。楽しい仲間じゃなくっちゃ、命をかけられません(笑)。

Vol.5 桃太郎 2002.5.8up

2001「YURAGI」
 

 NYのTVプロデューサー兼スタジオ経営者S氏と、日本の大学で英語教師を務めるN氏、そしてマイクロソフト社アジア戦略マネージャーを経てEラーンニングの会社を経営するK嬢と4人で彼らが大好きな和食屋に入る。
 異国情緒あふれる元町のゴールデンウィークは観光客が多く、なじみの店も他店同様。
 扉を開いて4人が足を踏み入れた瞬間、全員がはしを止め、一瞬シーンとなったのには笑えましたよ?
 あまりにも変な4人組だったのでしょうね?
 はしと言えば4人の中で私が一番下手でした(苦笑)。刺身にワサビを乗せ醤油をちょっぴり付けて召し上がる。竹筒に入った冷酒は2合×2セットを3?4回、おかわりする。
 そして英語と日本語が入り交じる大きな声で『桃太郎』を解説。『どんぶらこっこ』と特に『めでたし、めでたし』がリズミカルで美しいとのこと。
 加賀や京都のキモノを好み、普段着にしているN氏は、私がデザインした加賀の洗えるシルクのドレスに感激し、S氏は昨年からNYのスタジオでショーが出来るよう調整してくださっている。
 これも、めでたし、めでたしと行きたいな(笑)

Vol.4 EN.UN.KAN 2002.5.2up

2001「YURAGI」
 

 母校でもあるバンタンデザイン研究所の春展の審査委員を務めさせていただいた。
 EBIS303の大きな会場いっぱいに学生の作品が450点も展示されている。そしてクラスごとにテーマを決めて実力を競い合う。短時間での審査ではやはりインパクトが決め手になるようだ。
 その後、生徒ひとりづつ、作品を前にプレゼンテーションして、審査委員がコメントをする。作る側の個性が服に反映するのが、なんとも面白く、パワーの込められた作品に輝きをも与える。
 審査委員の先生方の厳しい批評に涙ぐむ生徒もいて、辛いのなんのって…。21世紀リストラ時代のアパレル・ビジネスで生き残るには、高度な技術と感性が不可欠だと身につまされた思いの1日だった。
 自分が『縁と運と感』に恵まれている事にあらためて感謝し、演出家、選曲家、ヘアーメイクアーチストたちと赤レンガでの東京コレクションに向けて、おのおのの経験と技術を本気でぶつけ合い『絆』が深まっていく。
 なんて楽しい仕事なんだろう。この業界で一緒に楽しもうよ! 生徒たち。

Vol.3 フィット・アンド・フレアー 2002.4.24up

2000「TSUKI」
 

 5月28日(火)午後4時からと、7時からの2回、横浜・みなとみらいの赤れんが倉庫で、東京コレクションを公開するので、その準備に追われる毎日。そんな時の執筆活動は脳の栄養になるらしく、アイデアが新たに閃き、ミスにも気づく。
ショーはビジネスの発展だけではなく、スタッフたちのモチベーションを高めるためにも、大いに役立つ。
 仕事に対してのモチベーションが低い人は、人生を楽しむことすら忘れて、ただただ自分を責めまくり、社会をも批判する傾向にあるようだ。
 そ〜すると、恋愛ももちろんうまくいくはずもなし。それでおしゃれにも興味がなくなり、悲しいかな、おばさんスパイラルに巻き込まれる。
 仕事(もちろん主婦業も)と恋愛は切っても切れない関係にあるようだ。
 幸せを自分にフィットさせるには、心のフレアーが大切。
 フィット・アンド・フレアー。上半身が体にぴったりフィットし、スカートやパンツの裾の近くが、ゆるやかに広がりを持つシルエットを、そう呼ぶ。

Vol.2 チョウチョの視点 2002.4.17up

2000「TSUKI」
 

 昨夜は元町の友人のBARで赤ワインをガブ飲みしながら、東京六大学在学中のバーテンダー君から見せてもらった本に爆笑。
 学生が制作し、300円で数千人に売れている。内容は教授殿たちの点数表。授業はつまらないがカンニングできるので3点。声が小さくて聞こえないし、テストが難しいのでドクロ・マーク。そして、数種のバイト内容をいろいろな角度からリサーチ。インタビュー記事もテンポがよい。
 そんな毒舌の本音を読み取り、受講科目を選ぶ、ある意味、やる気のある学生のための本。作る側も、買う側も同じ視点だから売れるんですよね〜。
ファッションもこうでなくちゃっと思い続けて独立し早10年。初心忘れるべからず!なんて思いながら、2杯が3杯に…。
 街を歩く女の子たちは白いレースのラッフルド・カラー(波型のひだ飾りのあるえり)や、ティアード・スカート(段々状に重ねて横に切り替えたギャザーやタックで飾ったスカート)やスモック(ヨークの下にギャザーが入ったゆったりした上っ張り)で、まるで天使かモンシロチョウ。

Vol.1 デジタルとアナログ 2002.4.10up

1999「GUILTY」
 

 港横浜、ファッションの都。海風薫るこの街で生まれ、オーダーメードで洋服づくりをする母のミシンを踏む音を子守唄に育ちました。
 あのころはコンピューター内蔵ミシンなんてデジタルチックなものはなく、重そうなアナログチックなミシンだったな〜。ミシミシ五月蠅(うるさい)いからミシンって言う名前なんだと思ってました(笑)。
 そんなこんなで私の中ではファッション=アナログ。物心がつくころから、おしゃれの次にゲームが好きで、もちろんコンピューター・ゲームには、きっちりはまりましたね〜。
 デザインを勉強した後、大好きな布地を扱う輸入テキスタイル会社に入社、世の中で高級と呼ばれる生地をたくさん勉強させていただけたのは、とってもありがたいことでした。
 そして、コンピューター・ソフト会社でゲーム制作とは何ぞ?を学ばせていただいたのは、そういう訳です。
 アナログとデジタルの美しい融合は、私にとって一生のテーマになるのでしょ〜ね〜。スパイスが横浜のエキゾチックな空気かな?(笑)

2017年  2016年  2015年  2014年  2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年
▲ page top